アートアクション アートセラピー 相模原古淵レポート

相模原古淵グループホームそよ風では、ぬりえの回、運動やゲームをするアクティビティの回を全て終了し、最後に臨床美術・アートセラピーを実施しました。

ぬりえの回では、気分が乗らないとぬりえができない方や、単調な作業で疲れてしまい眠ってしまう方も少しいらっしゃいました。

アクティビティの回は体を動かすことが多く、みなさん元気に参加され、笑顔もどんどん増えてきました。

アートセラピーの回では、臨床美術士の先生方がいらっしゃってオイルパステル画とガラス絵というものを作成しました。雨をイメージした絵を描くガラス絵の回では、雨の色や形や空気感をイメージできるようにCDでカエルの声や雨音を聞きながらお客様に自由に絵の具を選んでいただきます。絵を描き進めていくうちに「私のおうちは台所がトタン屋根だったから雨が降るとすごい音だったのよ」など思い出話をしてくださるお客様もいらっしゃいました。はじめは自信がなかった方も、出来上がった作品がみんなに褒められるととても笑顔になっていました。

このように、アートセラピーでは作品が完成したのちに、みんなで講評会をします。そこで一緒に作品を作ったご友人のお客様や、臨床美術士の先生に褒められることで、自信がつきますし、他の方の作った作品について感想や意見を言うことが、脳の活性化に繋がります。