アートアクション アートの対話型鑑賞 松戸レポート

アートアクションでは、各施設の協力をいただきながら様々な活動がおこなわれています。
松戸ナーシンヴィラでの「アートの対話型鑑賞」のプログラムは、昨年12月18日から毎週日曜日に開催されました。

アートの対話型鑑賞とは、複数人数で一つの美術作品を見ながら、感じたこと思ったことをお互いに話していただきます。特別な知識は不要で、美術鑑賞が苦手な方でも参加できて、絵画や美術の観方を深めることができます。

松戸ではこれまで7~8名のお客様に参加いただいています。最初はご謙遜のためご発言が少ない方が多かったですが、回を追うごとにご発言いただけるようになり、楽しんでいただけていました。

また、講師の先生がお客様の身体的事情を考慮して発言をお客様の近くで聴かれたり、施設スタッフが車いすの入居者さんを会場まで誘導したり、難聴の参加者の方には筆談で状況を説明していただいたりなど、多くのご尽力があって円滑にプログラムを実施できています。

このプログラムを通じて人と人とのコミュニケーションを楽しんでいただき、「アートアクション」活動の意図、アートを通じてお客様の心のケアと認知機能の向上、何より健康で文化的な生活を少しでも享受いただければ幸いです。