- 実施施設:成田ケアセンターそよ風
- 実施時期:2025年6月17日 火曜日
- 実施時間:14:00~15:00
当社のアートチームのメンバーが講師やパフォーマーとなり、お客様にアートイベントをお届けする取り組みのレポートです。
今回は、千葉県成田市にある「成田ケアセンターそよ風」にて、アートチームメンバー・古屋梨奈(ふるや りな)さんが実施した「おいしいアート」についてご紹介します。
美術館で学芸員をしていた古屋さん。食いしんぼうを自負する古屋さんは、食への関心と美術の知識を掛け合わせて「おいしいアート」というイベントを実施しました。
イベントでは、はじめにレオナルド・ダ・ヴィンチの名画《モナリザ》を使った福笑いをしました。一度は見たことがある《モナリザ》も、目、口、鼻がバラバラになっていると、意外と組み合わせが難しいようですが、和気あいあいと《モナリザ》の顔を完成させました!
《モナリザ》福笑いで気持ちもほぐれると、いよいよ「おいしいアート」の本筋です。《モナリザ》を描いたダ・ヴィンチによる《最後の晩餐》をみんなで鑑賞しました。「《最後の晩餐》には魚の料理が描かれていますが、いったい何の魚でしょう?!」という古屋さんの問いかけに「鮭、かな?」「マグロ!」「ふぐ!」とたくさんの声が上がりました。答えはウナギ。ダ・ヴィンチの時代にもウナギが食べられていたことに、みなさん驚いていらっしゃいました。
その後は、コース仕立てで「野菜」「肉」「魚」「チーズ」「デザート」にまつわる作品を鑑賞。「デザート」として、当日のおやつメニューにまつわるレモンの作品もあり、おやつの時間をみんなで楽しみに作品を鑑賞しました。
最後は、みんなで見た作品の中から、それぞれが気に入った食材の絵を「わたしのごちそうアート」というお皿が描かれた台紙に貼り付けました。お気に入りの1枚を貼る方もいれば、たくさんの絵を貼ってまるでビュッフェスタイルで食事をしたようなお皿になる方もいらっしゃいました。
古屋さんからのお話が終わると、厨房のスタッフさんから当日のおやつ「レモンを使ったレアチーズムースのクレープ」について紹介がありました。おいしい作品を見たあとに、みなさん笑顔でおいしいおやつを召し上がっていました!
盛りだくさんの内容で心もおなかもいっぱいになれる素敵なイベントでした。