- 実施施設:生実ケアセンターそよ風
- 実施日:2024年3月11日 月曜日
- 実施時間:14:00~14:30
2023年度のアートアクションでは、より簡易に手軽にアートを楽しめる「The Easy Art, Action !!」を実施しています。そのうち、プロの演奏家が施設に赴いて演奏・歌唱する演奏会は、お客様より大変ご好評をいただき、今年も継続開催しています。
今回は、生実ケアセンターそよ風でのクラシック室内楽のレポートをおとどけします。
【The Easy Art, Action !!】クラシック室内楽の音楽会
3月11日(月)に千葉市にある「生実ケアセンターそよ風」にて、フルート二重奏による室内楽の音楽会が行われました。
センター長の田中さんは今回の音楽会開催に際し、お客様にも演奏家さんにも、そして職員にも楽しんでもらおうと、趣向をこらした様々なアイデアを考えていました。そのひとつが、サックスを得意とする職員と演奏家さんとのコラボレーション演奏。いつも施設で顔をあわせている職員が突然サックスを手に登場し、演奏家さんとコラボ演奏を行いお客様に喜んでいただこうというものです。
早速演奏家さんへこのことをお伝えすると、「大歓迎です!」と即ご快諾いただき、サックス用の『ふるさと』の楽譜を送っていただきました!その楽譜には、サックスの見せ場をつくるためのソロパートが書き込まれていたのです。
そして迎えた音楽会当日。
エントランスにはウェルカムボードが立て掛けられ、バルーンで装飾された会場では、赤い蝶ネクタイ姿の職員が司会をするなど、歓迎ムードいっぱいです。
演奏がはじまると、馴染みのあるクラシック曲や歌謡曲の演奏にあわせて、メロディを口ずさんだり手拍子をしたり、演奏家さんのお声がけに手を振られるなど、お客様お一人おひとりがとても楽しまれていました。
ラスト一曲の演奏が終わり、演奏家さんが退室されると、お客様から「アンコール!アンコール!」「お願い!」というお声が飛び交いました。そうして再入場された演奏家さんの後ろには…
そうです!職員の加藤萌さんが、サックスを手に一緒に入場されたのです!
生実ケアセンターの特別セッション、サックス×フルート二重奏による『ふるさと』の演奏です。
そこへ、さらなるサプライズが!
フルート奏者の清水さんと同じ大学を卒業されたお客様が、会場内にいらっしゃったのです!職員の呼びかけで前へと出られ、この特別セッションの指揮をしてくださいました!!お客様の指揮により、清水さん・根来さんのフルートと、職員加藤さんのサックス演奏で『ふるさと』を歌うという、全員参加の音楽会は大盛況のうちに幕を閉じたのでした。
この日の様子は、SOYOKAZEアートアクションYouTubeでご覧いただけます。